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船橋駅前での尾行、最大の敵は“人の流れ”

皆さん、こんにちは。
探偵のOです。

 

調査において尾行は基本中の基本。

しかし、東京都や千葉県、埼玉県、神奈川県のベッドタウンの駅のように人通りが多く、視線が入り乱れる場所では当然一筋縄ではいきません。


先日行った船橋駅での調査。

対象者が仕事終わりに駅前で女性と待ち合わせをし、そのまま繁華街へと歩き出しました。

 

夕方のラッシュ時で、歩道は人、人、人。こうした状況では、対象者との距離をどのくらい取るかが非常に重要になります。近すぎれば怪しまれ、遠すぎれば見失う。まさに紙一重の駆け引きです。

 

特に、交差点や店舗の出入りが激しい場所では、ちょっとした油断で対象を見失う可能性もあるため(探偵の中では、対象者から3秒目を離すと見失うとよく言われるほど)、集中力を最大限に保ちつつ、周囲の歩行者の動きも読みながら進む必要があります。


この日の調査で印象的だったのは、対象者が飲食店に入る直前、ふと後ろを振り返ったことでした。その一瞬で、私たちはすぐに角を曲がり視線から外れ、チームで別方向から店を確認しました。


幸い、店には裏口があり、念のため人員を分けて出口の両方をカバーすることで、無事に対象の出入りを確認・記録することができました。
都市部での調査では、柔軟な判断と機動力が求められます。スムーズな連携も、普段の訓練と経験の賜物です。

 

この調査は、尾行の基本を改めて確認すると同時に、「人の流れを読む」力の大切さを教えてくれました。
どんなに人が多くても、最終的に成果を出すためには、細やかな観察と判断の積み重ねが必要なのです。

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