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「この相談、場違いでしょうか?」と聞かれて

皆さん、こんにちは。
相談員のMです。

 

「この相談、場違いかもしれませんが……」
そう言って面談室のドアを開けられる方が、意外と多くいらっしゃいます。

探偵に相談するという行為に、どこか“特別な理由”や“明確な証拠”が必要だと思い込んでしまう方が多いように感じます。
けれど、私たち相談員からすれば、そのような思いを抱えながらも来てくださったこと自体が、すでにとても大きな一歩なのです。

 

「夫の帰宅時間が微妙に遅くなった気がする」
「妻がスマホを肌身離さず持ち歩くようになった」
「説明できないモヤモヤがずっとある」
そんな曖昧な違和感こそ、実は調査の入り口であることが少なくありません。

私たちは、必ずしも“調査ありき”で話を進めるわけではありません。
まずはお話をじっくり伺い、「本当に今、調査が必要なのか」を一緒に考えるところから始めます。
ある女性は、「ただの勘違いかもしれないんですけど……」と遠慮がちに話し始めました。
ご自身でも疑うことに罪悪感を抱いておられ、「誰にもこんなこと言えなくて」と涙を流されました。
けれど話を進めていくうちに、小さな違和感が積み重なっていることに自ら気づかれ、「やっぱり一度、はっきりさせたい」と調査を決断されました。

結果、ご主人の不貞が明らかになり、報告書を受け取った後には「この場がなければ、ずっと自分を責めていたと思います」とおっしゃいました。
探偵に相談するという行為は、必ずしも「浮気を暴く」ためだけではありません。
「自分の気持ちを確かめる」「今後を前向きに考えるための材料を得る」
そうした“心の整理”のために、私たちの存在を活用していただければと思っています。

 

場違いかもしれない——
そう感じている方こそ、実はもっとも私たちがお力になれる対象かもしれません。
あなたの不安に、正解も不正解もありません。
話してみて、「なんだ、そういうことだったのか」と思えるだけでも、気持ちはずっと軽くなるはずです。
まごころグループの相談室は、“正解”ではなく、“安心”を見つける場所。
そう思って、ぜひ気軽に足を運んでいただけたら嬉しいです。

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