事例内容

息子の婚約者を想う母の不安──婚前調査で見えた「安心」

ご依頼者様は一人息子を持つお母様。

息子さんから婚約者を紹介されたものの、どこか胸の内に引っかかるものを感じていらっしゃいました。

というのも、初めて顔を合わせたときから、婚約者の方はやや派手めな印象で、濃いメイクや華やかな装いが目についたといいます。

加えて、息子さんから「彼女は残業が多く、帰宅も遅くなることがある」と聞かされていたことから、「もしかして異性関係などあるのでは…？」と不安を抱くようになったとのことでした。

悩みを抱えながらも、ご依頼者様は当然対象者本人に異性関係を聞くことができず、「彼女のことをきちんと知った上で、息子の将来を安心して見守りたい」という思いから、弊社に婚前調査をご依頼くださいました。

調査は1週間にわたって実施。

対象者である婚約者の行動や交友関係をくまなく確認し、どのような人と接点があるのか、日常生活の様子を丁寧に追いました。

結果として判明したのは、婚約者の方は平日はたしかに残業が多く、会社の同僚たちと軽く食事を済ませて帰宅する日が複数ありました。また、休日は友人と買い物やカフェで過ごすなど、交友関係も活発であることが確認されました。

しかしながら、その交友は同性の友人が中心であり、異性との個人的な接触や親密な関係は一切見られませんでした。勤務先でも誠実に働いており、遅くまで仕事に取り組む姿も記録されています。

調査後、ご依頼者様の胸に広がった「安心」

調査結果をご報告した際、ご依頼者様はほっとしたご様子でした。「少し心配しすぎていたかもしれませんね」と笑顔を見せながら、「金額はかかってしまったが、心配を抱えたまま日々を過ごすよりは、彼女の真面目さや健全な交友関係を知ることができて、本当によかった」と安心された様子でした。

今では、将来の嫁姑関係についても「きっと上手くやっていけそう」と前向きな気持ちを持たれており、今回の婚前調査は“信頼の一歩”として良いきっかけになったようです。