事例内容

娘の婚約者に不安。あと一歩、背中を押すための素行調査

当事務所のHPをご覧いただいた50代の男性から、メールにてご相談をいただきました。

「娘が付き合っている男性と結婚したいと言っているが、まだどうしても全面的に信じきれない部分がある。誠実な人には見えるが、本人の口から聞いた情報だけで判断するのは親として不安がある。やはり一人娘だから心配。

大きな問題がないことを確認できれば、結婚に反対するつもりはない」とのお話でした。

依頼者様は会社員で、子どもが3人。長男と次男は結婚したが離婚経験がありました。

一人娘の将来についてとても心配されておりました。

婚約者の男性とは数回会ったものの、「少し話がうますぎる」「仕事や家庭環境について話を濁すことがある」といった点が気にかかっていたとのことです。

ご面談時には、「最初から疑いたいわけじゃない。娘を信じたいし、相手も信じたい。でも万が一のことがあれば、娘の人生に大きな影響が出てしまう。だから、最後の確認だけはしておきたい」と、親心あふれるご決断でのご依頼となりました。

婚約者の仕事・人間関係・生活態度を重点的に調査

対象男性は30代後半、職業は自営業（広告関係）と自己申告しており、都内のマンションで一人暮らし。

調査は平日・週末に分け、生活リズムや交友関係、立ち寄り先、金銭感覚など、トラブルの有無がわかる要素を丁寧に確認していきました。

結果としては、

平日：自宅から指定の事務所に出勤し、1日を通してきちんと仕事に従事している。

夜間：特定の女性との接触はなし。居酒屋等での友人との会合も常識的な範囲である。

休日：娘様とのデートや、自宅での静かな過ごし方が中心。とても仲睦まじい様子が撮影できました。

その他：ギャンブルや風俗施設への出入り、違法行為に繋がるような行動は一切確認されず。

また、事務所スタッフとのやりとりも穏やかで、飲食店でのマナーや支払い態度にも問題はありませんでした。

周囲にも聞き込み調査を行いましたが、「人当たりが良く、仕事も丁寧」との評判が得られていました。

「心のひっかかりが消えました」

報告書をご覧になった依頼者様は、深くうなずきながら、「ここまできちんと見ていただいて、やっと安心できました。感情ではなく“確認”のための依頼だったけれど、やはりやってよかった」とお話くださいました。

後日、結婚を正式に認め、娘様から「お父さん、ありがとう。安心して結婚を祝ってくれたのが本当に嬉しかった」とお礼のメッセージが届いたそうです。

結婚式も行い、とても素敵な光景だったそうです。

担当者コメント

素行調査は「疑うため」だけでなく、「信じるため」に行うケースも多くあります。

大切なご家族の未来を見守るための“最後の一歩”として、事実を明らかにするお手伝いができることを誇りに思います。